オルフ、カール(1895-1982)

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CD

カルミナ・ブラーナ 小澤征爾&ベルリン・フィル、晋友会合唱団、グルベローヴァ、他

オルフ、カール(1895-1982)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD5153
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

スタンダード・コレクション
オルフ:カルミナ・ブラーナ
小澤征爾&ベルリン・フィル、晋友会合唱団


20世紀に活躍したオルフの出世作となった『カルミナ・ブラーナ』は、バイエルン地方ボイレン(ブラーナ)の修道院に伝わる中世の世俗的な歌集(カルミナ)の詩を用いて作曲された、全世界に彼の名を知らしめた作品です。中世に生きた民衆の赤裸々な人間賛歌を大規模な合唱や大胆な和声法によって描出した原始的なエネルギーに満ちたこの作品を、小澤征爾がベルリン・フィルハーモニーから絢爛たる響きを引き出し、雄大なスケールで再現しています。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
・オルフ:カルミナ・ブラーナ

 エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
 ジョン・エイラー(テノール)
 トーマス・ハンプソン(バリトン)
 晋友会合唱団
 ベルリン・シュターツ・ドーム少年合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:小澤征爾

 録音時期:1988年6月25、26日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(セッション)
 原盤:PHILIPS

【ユニバーサル・クラシックス スタンダード・コレクション】
ドイツ・グラモフォン、デッカが誇る豊富な音源から厳選された名盤や、2010年&2011年のアニバーサリー作曲家、来日予定アーティストのアルバムなどをミッド・プライスで再発売!

第1回発売:10月6日 50タイトル(DG25タイトルDECCA25タイトル
第2回発売:11月10日 50タイトル(DG24タイトルArchiv1タイトルDECCA25タイトル

内容詳細

小澤の19年ぶり2度目の録音。今回はベルリン・フィルという最強のオーケストラを得て、気心の知れた晋友会合唱団とともに渾身の演奏となった。ソリストもグルベローヴァをはじめ充実した布陣で臨んでいる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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カラスの息子 さん | 島根県 | 不明

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sunny さん | 兵庫県 | 不明

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投稿日:2011/07/05 (火)

オルフの超西欧・民族・時代面を片やアルカイズム回帰のテーマという我々日本人にとって全くの異世界を如何に表現するかに係っている演奏かと思います。オーケストラがBPOであり現地の少年合唱団を使ってドイツのアルカイズム回帰演奏のテコに資してはいますが何と言ってもはるばる定期公演と録音にかけつけた関屋晋率いるアマチュア合唱団晋友会合唱団(1980年やはり小澤征爾の指揮のマーラー交響曲でデビューしたリーダーの名前をイニシャルに冠した合唱団です)のカラーが結果的には日本人という親近感とある「分かり易さ」に聴いた印象を左右した様です。全体穏やかな雰囲気と日本独特のそろっている処に何故かホッとする具合なのです。1988年小澤が53歳の頃の録音で演奏タイムは序奏2曲で5’02、第一部8曲(草原にてを含む)で23’41、第二部4曲で10’34、第三部10曲(ブランジルフロルとヘレナを含む)で18’16、結び1曲で2’25と先ず第一印象で決まってしまう序奏と結びがテンポとして早めなのが特徴・・・とは言っても「結び」は充分引っ張って〆てはおります。小澤の日本人である面と直截な庶民性?が上手くは出ていますがこの曲のオドロオドロさからすると今申しました序奏、結び等のアッサリ感をどう受け止めるかでしょう。野性味とか迫力感は程ほどで声高な重量感からは隔たった演奏で独唱陣もシツコイ感じはしません。第12曲「清き湖に我々は住みき」でのネス湖怪獣の影を思わせるテノールのエイラー(当時39歳頃)の強烈なラメントーソ、第13曲「我はこれクカニアの僧」でのバリトン担当のハンプソン(同32歳)のポルタメントそして第23曲「わが胸の中なる秤」でのバランスのとれた清澄さが印象的なソプラノ担当グルペローヴァ(同42歳・・・独唱陣では一番年長のチェコ歌手)・・・夫々丁寧に歌唱してこの演奏のアイデンティティを保っております。ヨッフムの決定盤とは雰囲気の異なる盤として楽しめました。なお、小澤は1969年BSO等とこの曲を一度録音(序奏2曲で5’21、第一部8曲で23’40、第二部4曲で11’06、第三部10曲で19’30、結び1曲で2’39)していた事を参考にメモしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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