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更新日:令和5(2023)年10月5日
ページ番号:315139
(しょうぶんどうしょてんてんぽ)
県指定有形文化財(建造物)
昭和49年3月19日
香取市佐原イ-503(個人)
正文堂書店は、江戸時代から現在の場所で本の販売・出版を行ってきた店で、享保年間(1716~1736)にはすでに本の販売を行っていた。構造は2階建て土蔵造で、屋根は桟瓦葺切妻造。大黒柱はケヤキ材、2階の窓は開き戸、さらに横引きの土戸に板戸と、三重にも防火設備を施した土蔵造の店舗で、重厚な雰囲気をもつ建物である。
建築年代は、現存する棟札により、明治13年(1880)4月9日に上棟し、大工は高野友三郎、柳沢重蔵であることが分かる。
外観は建築当初のままで、内部も1階店舗の表側の土戸が失われただけで改造はほとんどない。
江戸の町家に用いられた黒塗土蔵造の店蔵の形式をよく伝えており、意匠、技術ともに県内の町家建築の中でも特に優れている。
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