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パーティーズ ― 東京映像旅団第12回上映会Parties: Tokyo Eizo Brig Screening 2019• 新作上映 TEB’s Works
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パーティーズ ― 東京映像旅団第12回上映会

Parties: Tokyo Eizo Brig Screening 2019


進映像作家たちが日本各地から集合する2DAYS!

 個人で映像をつくり続けることは、原理的にはそう難しいことではない。スマートフォンひとつあれば撮影も編集もできるし、WEBのプラットフォームにアップすれば発表も容易い。しかし実際にはどうだろうか。作品をつくり発表する、そのサイクルを持ち、続けることは難しい。一度中断すると、そのときが最後になるかもしれない。
 東京映像旅団第12回上映会では、メンバーの新作を上映すると共に、複数の上映団体から新進映像作家を招き、個人がつくる映像表現と、その上映を続けていく力を共有する。

東京映像旅団の新作21本

 東京映像旅団は日本大学芸術学部映画学科を卒業後、映像ディレクターやエディター、アニメーター、大学教員、パートタイマーなど、それぞれの場所で生業を得ているメンバーたちが年に一度、個人的な映像表現を模索するために集う上映団体です。今回も5名の初出品作家を含む20名が参加し、約60分のプログラムA〜Eを構成します。セルフドキュメンタリー(A)、アニメーションやモーショングラフィックス(B)、ホームビデオや日記を含む映像記録(C)、視覚的な挑戦(D)、第一回から参加しているメンバーによる重厚な作品群(E)。上映後には作家と観客のQ&Aを行います。

VIDEO PARTY東京初登場!

 京都を中心に個人で作られた映像を発表する場として公募作品の上映を行っているVIDEO PARTYを東京に招待します。東京での上映のために選ばれた全20作品・120分を2つのプログラムに分けて上映。アニメーションや実験映像など、東京での上映機会が少なかった作品も含め、近年の映像作品をまとめて見ることが出来ます。上映後にはプログラムディレクターの由良泰人、各地から来場する作家とのQ&Aを行います。
 共催:Lumen gallery

上映活動をめぐるトークプログラム

 VIDEO PARTYの参加作家が来場することを受け、各地での自主上映活動を報告し合うトークイベントを合わせて開催します。北海道、京都、東京の気鋭作家が集い、個人が映像を制作し、上映することを続けていくための方法を話し合います。
 協力:EZOFILM、Spice films


Title :

イメージフォーラム・シネマテークNo.1012
「パーティーズ ― 東京映像旅団第12回上映会」


Date :

2019/ 2/ 23 (Sat), 24 (Sun)


Place :

渋谷 Image Forum 3階「寺山修司」


Price:

1回券:¥700(会員 ¥500)
3回券:¥1,500
4回券:¥2,000
トーク:上映の半券提示で無料

東京映像旅団メールマガジンに登録いただいた方は一般1回券から200円割引
※入場者全員にパンフレットをプレゼント


Time Schedule:

2/23(土)
 13:00〜 新作 A
 14:50〜 新作 B
 16:40〜 新作 C
 18:30〜 VP 1
2/24(日)
 13:00〜 新作 D
 14:50〜 新作 E
 16:40〜 トーク(90分)
 18:30〜 VP 2

※上映プログラムは、上映60分+来場作家トークを予定


Screening Program :

東京映像旅団/新作 A

東京映像旅団/新作 B

東京映像旅団/新作 C

東京映像旅団/新作 D

東京映像旅団/新作 E

VIDEO PARTY/VP1 ▶ 詳細はこちら

  •  『fuyu-chiru』岡松トモキ/2分/2018
  •  『駒澤二丁目』藤田泰男/3分/2004
  •  『コロニー』さとうゆか/4分/2018
  •  『INTERFERENCE』中市和磨/4分/2018
  •  『Potori』ないとう日和/4分/2014
  •  『Into the Nature Ⅱ』Yüiho Umeoka/6分/2018
  •  『REAR』伊藤仁美/6分/2018
  •  『動・Move』相内啓司/7分/1986-2018
  •  『半星半睡』東遼太/10分/2018
  •  『we love me』ナウィーン・ノッパクン/13分/2017

VIDEO PARTY/VP2 ▶ 詳細はこちら

  •  『360°』トーチカ/1分/2018
  •  『走る体』丸山真貴子/3分/2018
  •  『月の音』山中千尋/3分/2018
  •  『優美なインターバル』ライオンズ・マイケル/4分/2013-2016
  •  『FLASH LIGHT PAPA』林紗綾香/5分/2018
  •  『翳浪』片岡拓海/6分 /2018
  •  『MOMOKO』おざかひなこ/6分/2018
  •  『サヴァイヴァル5+3(デジタル捕獲版)』芹沢洋一郎/8分/ 2017
  •  『囮の愛 冥い悟り』櫻井篤史×青井克己/12分/2006
  •  『TRANSITIONS』アウレル・フェリエ/13分/2017

Talk Program :

<個人で映像をつくり、上映を続けていくために>

 北海道・東京・京都の自主上映活動を行う気鋭作家が集い、個人が映像を制作し、上映することを続けていくための方法を話し合います。8ミリフィルム作品上映企画「!8-exclamation8」や自家現像ワークショップなどを行うSpice films主宰の石川亮。北海道在住・出身の作家を中心に国内外で上映活動を行うEZOFILM代表のさとうゆか。VIDEO PARTYで作品を発表し、京都のLumen galleryでの上映にも携わる東遼太。東京映像旅団執行部の野村建太。それぞれが報告を行った後、意見交換を行い、個人で映像を制作する作家が、制作や上映活動を続けていくために考えていること・悩み・秘訣などを共有します。これから個人で映像をつくりたい/上映活動をやってみたいという人々にとっても有意義な内容になることでしょう。

<登壇者および参加団体プロフィール>

・石川亮
84年生まれ。フィルムによる映像作品/インスタレーション作品などを制作。2017年まで東京国立近代美術館フィルムセンター(現在、国立映画アーカイブ)技術スタッフとして主に小型映画の検査を担当。2015年には同美術館の8ミリフィルムを使った映像展示「Re:play1972/2015-「映像表現 ’72」展」で8ミリフィルムの複製・現像を担当。映像作家集団Spice films主宰。

Spice films
東京を中心に、8ミリフィルム作品上映企画「!8-exclamation8」や、自家現像ワークショップなどフィルムでの制作、上映を企画運営している映像作家集団。
 
・さとうゆか
1992年北海道札幌市生まれ。北海道教育大学大学院在学中。紙と版を使ったアニメーションを主に制作し、広島国際アニメーションフェスティバルやHolland Animation Film Festivalなど国内外で上映されている。上映団体EZOFILM代表。
 
EZOFILM
北海道を拠点に活動している自主映画の上映団体。2017年に上映活動を始め、主に北海道在住・北海道出身の作家で運営している。「作品上映」「作家紹介」「作家交流」の3つを軸に、自主企画の他、国内外の映画祭・上映会にて活動。「VIDEO PARTY×EZOFILM 2017」「ラブ&デストロイ4アニメーション」など。
 
・東遼太
1990年生まれ大阪出身京都在住の映像作家。大学在学時から実写の映像作品を制作する。現在は共同アトリエ兼住居スペース「イズミスタジオ」に住みながら活動を続ける。
 
VIDEO PARTY
京都を中心に、所属、立場、ジャンルを越えた、ドラマ、アニメーション、実験映像からドキュメンタリーまで内容も様々な、個人で作られた映像を発表する場として企画され、2013年より公募作品の上映活動をしている。また、海外映像祭や教育機関、上映団体等と連携し台湾、韓国、マカオ、中国、札幌、岩手、アメリカなどで作品の交換上映を行い、VIDEO PARTYの参加作品を各地で紹介。
 
・野村建太
1987年京都府生まれ。日記とアニメーションについて、創作と研究を行う。2012年から東京映像旅団に参加。現在は執行部。2012年から日本映像学会・映像表現研究会のインターリンク学生映像作品展【ISMIE】の事務局も務める。
 
東京映像旅団
東京映像旅団は、作家たちに新作を作り続ける場を提供することを第一の目的として、ほぼ年に一回のペースで上映会を行っている。2005年から活動を開始し、下北沢トリウッド、原宿KINEATIC、渋谷UPLINK FACTORY、イメージフォーラム・シネマテークと場所を移して来た。2018年には初めて、京都Lumen galleryで過去作品の遠征上映会を行った。