「初恋のあの人に会いたい！」

「お世話になったあの人は今どこにいるのだろう」

こうした思いをお持ちの方はいらっしゃいませんか？

そういった人探しのときに頼れるのが、探偵事務所です。

しかし、その実態がわからないことから調査依頼を思いとどまっている方のために、今回は行方調査の内容をご紹介します。

□行方調査とは？

行方調査と聞くと、「家出してしまった子供を探し出してほしい」とか「お金を借りて行方をくらました相手を見つけ出してほしい」といった重大なケースを想像される方も多いのではないでしょうか。

実は、探偵事務所は事件性のある物を扱うだけの警察の行方調査とは異なり、ストーカーやＤＶなどの犯罪に加担してしまうような案件でなければ、どのような依頼も受けてくれます。

行方調査で人探しをするには、2つの種類があります。

一つ目が、対象者がどこかで普通に暮らしているであろうが、居場所が分からなくなった人を探す「所在調査」です。

二つ目が、家出や失踪人の調査を行う「家出・失踪人調査」です。

どちらも、「会いたい」という気持ちを探偵事務所に託し行方を調査してもらうのですが、緊急性の高い場合は一刻も早い連絡をおすすめします。

□行方調査の内容

行方調査の際にまず探偵事務所が行うことは、ヒアリングによって手がかりを揃えることです。

依頼主の協力のもと、行方不明者の持ち物や、パソコン・携帯の形跡、旅行や出張で訪れたりした場所など、現在の居場所に関連するような情報を集めます。

その後は、主に次の3つの方法がとられます。

＊データ調査

インターネットが普及した現代においては、探偵もネットを活用して調査を行います。

行方不明者に関して得た手がかり（名前・特徴・経歴・車）など、少しのデータから所在まで明らかにすることができます。

現代は、SNSも普及し、リアルタイムでも過去にさかのぼってでも、情報を入手することが可能になったため、データ調査はとても効果的といえます。

＊人海戦術

人員の力を動員することによって調査する、基本的な調査方法です。

探偵事務所で連想することも多い、尾行・張り込み・聞き込みも、この調査方法に含まれます。   

＊探偵犬調査

これは、警察犬ならぬ探偵犬で調査する方法です。

犬は人間の数百倍優れた嗅覚を持っているため、行方不明者の調査にはうってつけです。

警察は、一大事以外はあまり警察犬を出動することができませんが、探偵犬を飼っている探偵事務所であれば、容易に出動してくれる可能性もあります。

もともと警察犬は警察で管理されているのではなく、民間の家で普通に飼われているため、それを活用した方法です。

探偵事務所への行方調査依頼には費用が掛かりますが、手遅れになってしまう可能性を考えると、プロに頼るのが効果的でしょう。

「会いたい」という気持ちをかなえるために、探偵事務所への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。