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経済で読み解く世界史 (扶桑社文庫) 文庫 – 2019/2/2
宇山 卓栄
(著)
世界史を決定するのは資金力、金利動向、貨幣、階級闘争、そして、人間の欲望!
経済で読めば「歴史」がわかる、つながる、そして忘れない!
・本書の構成
古代
◎なぜ、ギリシアのような辺境の貧村が世界帝国となったのか?
◎ローマの台頭、繁栄、衰亡の三段階、その力学構造とは?
◎漢王朝の経済論争、国家は市場に関与すべきか?
中世
◎銀行業で華々しく成功する事業家一族、利子禁止をどのように回避したのか?
◎唐王朝、宋王朝はマーケットをどのようにコントロールしたのか?
◎一体化する世界、元王朝や明王朝はグローバリズムにどのように向き合ったのか?
◎アジア、アフリカ、ヨーロッパを支配したイスラム、その力の源泉とは?
近世
◎ヴェネツィアではなく、ジェノヴァが新しい時代をつくることになったのはなぜか?
◎ポルトガルの香辛料貿易の利益、スペインの新大陸産の金銀はどこへ消えたのか?
◎なぜ、小国オランダは世界の覇権を握ることができたのか?
◎オスマン帝国が形成したグローバル・リンケージ・システムとは何か?
◎なぜ、辺境の異民族が中国を260年間、支配し続けることができたのか?
近代
◎急激な経済上昇はなぜ発生し、また、なぜ、それは欧米や日本に拡がったのか?
◎イギリスは莫大な利益をどこから稼いでいたのか?
◎覇権国家イギリスは財政危機をどのように乗り切ったのか?
◎財政危機の救済に悪用されるリフレ政策、その功罪とは?
◎なぜ、中国やイスラムでは近代化が起こらなかったのか?
現代
◎新しい資本主義の局面を、イギリスではなく、ドイツがつくり上げていくのはなぜか?
◎不況の時に有効なのは財政政策か金融政策か?
◎戦争は回避不可能、戦争に突入しなければならない必然性とは何か?
◎日本軍のファイナンスはどのように失敗したのか?
◎なぜ、アメリカ国民は軍拡の負担を受け入れたのか?
*『世界史は99%、経済でつくられる』(育鵬社刊)を改題して文庫化。
[著者紹介]
宇山卓栄(うやま・たくえい)
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、 雑誌、ネットなど各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説。近著に『「民族」で読み解く世界史』、『「王室」で読み解く世界史』(以上、日本実業出版社)、『朝鮮属国史~中国が支配した2000年』(扶桑社新書)など多数。
経済で読めば「歴史」がわかる、つながる、そして忘れない!
・本書の構成
古代
◎なぜ、ギリシアのような辺境の貧村が世界帝国となったのか?
◎ローマの台頭、繁栄、衰亡の三段階、その力学構造とは?
◎漢王朝の経済論争、国家は市場に関与すべきか?
中世
◎銀行業で華々しく成功する事業家一族、利子禁止をどのように回避したのか?
◎唐王朝、宋王朝はマーケットをどのようにコントロールしたのか?
◎一体化する世界、元王朝や明王朝はグローバリズムにどのように向き合ったのか?
◎アジア、アフリカ、ヨーロッパを支配したイスラム、その力の源泉とは?
近世
◎ヴェネツィアではなく、ジェノヴァが新しい時代をつくることになったのはなぜか?
◎ポルトガルの香辛料貿易の利益、スペインの新大陸産の金銀はどこへ消えたのか?
◎なぜ、小国オランダは世界の覇権を握ることができたのか?
◎オスマン帝国が形成したグローバル・リンケージ・システムとは何か?
◎なぜ、辺境の異民族が中国を260年間、支配し続けることができたのか?
近代
◎急激な経済上昇はなぜ発生し、また、なぜ、それは欧米や日本に拡がったのか?
◎イギリスは莫大な利益をどこから稼いでいたのか?
◎覇権国家イギリスは財政危機をどのように乗り切ったのか?
◎財政危機の救済に悪用されるリフレ政策、その功罪とは?
◎なぜ、中国やイスラムでは近代化が起こらなかったのか?
現代
◎新しい資本主義の局面を、イギリスではなく、ドイツがつくり上げていくのはなぜか?
◎不況の時に有効なのは財政政策か金融政策か?
◎戦争は回避不可能、戦争に突入しなければならない必然性とは何か?
◎日本軍のファイナンスはどのように失敗したのか?
◎なぜ、アメリカ国民は軍拡の負担を受け入れたのか?
*『世界史は99%、経済でつくられる』(育鵬社刊)を改題して文庫化。
[著者紹介]
宇山卓栄(うやま・たくえい)
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、 雑誌、ネットなど各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説。近著に『「民族」で読み解く世界史』、『「王室」で読み解く世界史』(以上、日本実業出版社)、『朝鮮属国史~中国が支配した2000年』(扶桑社新書)など多数。
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2019/2/2
- 寸法10.6 x 1.6 x 15.3 cm
- ISBN-104594081630
- ISBN-13978-4594081638
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著者について
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宇山卓栄プロフィール profile
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、 雑誌、ネットなど各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説。主な著書に『大アジア史』(講談社)、『世界民族全史』、『民族で読み解く世界史』、『王室で読み解く世界史』、『宗教で読み解く世界史』(以上、日本実業出版社)、『世界一おもしろい世界史の授業』(KADOKAWA) 、『経済で読み解く世界史』、『朝鮮属国史---中国が支配した2000年』(以上、扶桑社)、『世界史で読み解く天皇ブランド』(悟空出版)など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教科書では流されがちなところを丁寧に語っており、新しい視点を提供してくれます。
2019年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」とビスマルクは言ったそうです。
この他にも多くの人が、歴史に学ぶことの重要性を説いています。
そういうことで、歴史に関する本は多々あるのですが、経済によって歴史が動いたことを、
これほど広範囲に示した本は少ないのではないかと思います。
考えてみれば、経済というのは人々の行動に大きな影響力を持っています。
大阪では顔を合わせれば「儲かりまっか?」と尋ねますし、
他でも天気の話と同じくらい景気の話をします。
ニュースでは外交問題が多く取り上げられますが、国民の関心事は内政で、
特に経済問題が大きいという話もよく聞きます。
その経済がどう人々に影響し、それによってどう歴史が動いたかを、
膨大な資料から読み取って解説したのが本書です。
私が驚いたエピソードの1つは、世界を支配下に置いたとされるポルトガルやスペインが、
どうして勃興し、また没落したのか? またその後、オランダやイギリスが、
どうして台頭したのか? という理由を、経済システムから解き明かした話です。
単に戦争があったから、ではないのですね。
宇山さんの広範な知識にも驚きますが、
素人でも理解できるように、わかりやすく書かれている点も見逃せません。
とても、面白い本でした。
この他にも多くの人が、歴史に学ぶことの重要性を説いています。
そういうことで、歴史に関する本は多々あるのですが、経済によって歴史が動いたことを、
これほど広範囲に示した本は少ないのではないかと思います。
考えてみれば、経済というのは人々の行動に大きな影響力を持っています。
大阪では顔を合わせれば「儲かりまっか?」と尋ねますし、
他でも天気の話と同じくらい景気の話をします。
ニュースでは外交問題が多く取り上げられますが、国民の関心事は内政で、
特に経済問題が大きいという話もよく聞きます。
その経済がどう人々に影響し、それによってどう歴史が動いたかを、
膨大な資料から読み取って解説したのが本書です。
私が驚いたエピソードの1つは、世界を支配下に置いたとされるポルトガルやスペインが、
どうして勃興し、また没落したのか? またその後、オランダやイギリスが、
どうして台頭したのか? という理由を、経済システムから解き明かした話です。
単に戦争があったから、ではないのですね。
宇山さんの広範な知識にも驚きますが、
素人でも理解できるように、わかりやすく書かれている点も見逃せません。
とても、面白い本でした。
2020年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇山氏の本は空間軸・時間軸とも広く、かつ詳細、理解しやすく、とても参考になります。本書も例外でなく、知らなかった事象、理由を赤線を引きながら読み続けました。一度では覚えられないので何度か赤線部分を読み直し頭に入れたいとおもいます。著者はまだ若いのにすごい知識量かつ簡潔な説明で素晴らしいです。唯一納得しなかった部分はドイツのハイパーインフレの理由です。日本の戦後直後のインフレ(日本の場合は4-5倍なのでハイパーではないですが)、基本的に工場や流通網が戦争で失われた結果供給が需要に追いつけなかったことが原因と思います。それでもどうしてハイパーになったのか、著者はドイツ政策担当者が意図したとしていますが、自分なりにこの事象の研究をもっとしてみます。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界史は、政治史がメイン、経済史はサブという感じで習うことが多いですが、本書は、世界の歴史では「経済が政治を動かしてきた」ことを主張しています。
冒頭では、「下部構造が上部構造を動かす」という有名な言葉を引用しつつ、世界の歴史においては、下部構造(経済)が上部構造(政治)を動かしてきたと述べ、それが有史以来、延々と続いてきたことを論証します。本書の魅力は、このロジックが最初から最後まで一貫してブレないので、とても理解しやすいということです。
最後の最後、あとがきの後半で、著者の方の変なイデオロギーが主張されてしまっているところが残念だったので、星一つ減らしました。ここだけ、正直言ってロジックが単純です。国際社会の力学はもっと複雑怪奇だと思んですよね。
でも、この点を差し引いても、本書はとても有用な本だと思います。参考文献が付いているのも、勉強を続けたい方にとって親切だと思いました。
冒頭では、「下部構造が上部構造を動かす」という有名な言葉を引用しつつ、世界の歴史においては、下部構造(経済)が上部構造(政治)を動かしてきたと述べ、それが有史以来、延々と続いてきたことを論証します。本書の魅力は、このロジックが最初から最後まで一貫してブレないので、とても理解しやすいということです。
最後の最後、あとがきの後半で、著者の方の変なイデオロギーが主張されてしまっているところが残念だったので、星一つ減らしました。ここだけ、正直言ってロジックが単純です。国際社会の力学はもっと複雑怪奇だと思んですよね。
でも、この点を差し引いても、本書はとても有用な本だと思います。参考文献が付いているのも、勉強を続けたい方にとって親切だと思いました。
2019年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる経済史でなく、歴史の中で経済の果たしてきた役割を中心にした歴史という感じです。
私は共産主義者ではないが、(むしろ反共の立場だが)、マルクスのいう経済は政治の下部構造という説が納得できる
内容です。
私は共産主義者ではないが、(むしろ反共の立場だが)、マルクスのいう経済は政治の下部構造という説が納得できる
内容です。
2019年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
CGS動画での宇山さんは申し訳ないですがイマイチだったのですが、本は素晴らしいです。目から鱗の話ばかりで良かったです。