自動でスリープ状態から復帰してしまう
スリープ状態に移行したWindows7が勝手にスリープ状態を解除して起動してしまう場合
NIC(ネットワークインターフェイスカード)のプロパティで、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」チェックを外す。
- コントロールパネルからデバイスマネージャを起動
- ネットワークアダプタを右クリックしプロパティを選択
- 「電源管理タブ」から「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」チェックを外す
マウスのプロパティで、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」チェックを外す。
- デバイスマネージャから、マウスとそのほかのポインティングデバイスの左側にある三角をクリック
- マウスのプロパティを選択
- 「電源の管理タブ」から「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外す
Wirelessマウスの場合、キーボード連動型のものがあり、その場合はキーボードでも「スタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外さないと、マウスに触っただけでスタンバイ状態が解除されてしまう。(例:Microsoft Wireless Mouse)
- デバイスマネージャから、キーボードの左側にある三角をクリック
- Wirelessの文字を含むキーボードのプロパティを選択
- 「電源の管理タブ」から「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外す
NICのドライバを最新のものに入れなおす。
Windows Media Center の自動アップデートの設定を変更する。
- コントロール パネル > システムとセキュリティ > 管理ツール > タスク スケジューラ を起動。
- 左のツリーから タスク スケジューラ ライブラリ > Microsoft > Windows > Media Center を選択。
- 真ん中のリストから「mcupdate_scheduled」を選択し、右クリックで「プロパティ」を選択。
- 「条件タブ」から「タスクを実行するためにスリープを解除する」チェックを外す。(もしくは、このタスクそのものを無効にしてもよい)
WindowsUpdateの自動更新のスケジュールを変更する。
- コントロールパネル > Windows Update > 設定の変更
- デフォルトは毎日3:00
勝手に復帰する原因を突き止める
- コントロール パネル > システムとセキュリティ > 管理ツール > イベント ビューア (イベント ログの表示) を起動。
- 左のツリーから Windows ログ > システム を選択。
- スリープから復帰した場合、真ん中のリストにログが残っているので、怪しい時間帯のログを探る。
たとえば Windows Media Center の自動アップデートが原因の場合、以下のようなログが残る。
> システムはスリープ状態から再開しました。
>
> スリープ時刻: 2009-12-04T16:04:25.393468400Z
> スリープ解除時刻: 2009-12-04T18:28:45.171038400Z
>
> スリープ解除の原因: タイマー - Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク '\Microsoft\Windows\Media Center\mcupdate_scheduled' を実行します。
イベント ビューア右の「操作」メニューから「カスタム ビュー」を作成すると電源管理のログのみ一覧できるので探しやすくなる。「ソースごと」を選択し、ソースに「Power-Troubleshooter」を選択するだけ。
- 最終更新:2012-12-21 12:18:24