せのしすたぁ『I'm sick too!!!』全曲解説① | せのしすたぁオフィシャルブログ Powered by Ameba

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1. アイドルなんてなっちゃダメ!ゼッタイ!-too Remix-
元々はジャニーズの楽曲コンペに出そうと思って作っていた曲でした。
「アイドルなんてなっちゃダメ!ゼッタイ!」という歌詞がサビのメロディーにのせれた瞬間「この曲は代表曲になるな」と思いました。
誰かがやる前に思いっきり自虐的でシニカルな曲を作ろうと思って狙いました。
ただ、作為的にだけではなくアイドルグループのマネージャーとしてたくさんの女の子が辞めていく瞬間に立ち会って思ったことを詞にしています。
本当はこの曲で迷っている、苦しんでいるメンバーを救ってあげたかったのです。

原曲よりこのバージョンはライブで盛り上がる事を狙ってアレンジしました。
単純なトランスミュージックっぽくならないようにカウベルを入れています。
唯一この曲だけ原曲よりキーを半音下げてます。

2. Baby I want you
AKB48「恋するフォーチュンクッキー」が好き過ぎて、自分も作ろうと思って作りました。
ただ、ああいうオールドディスコ感は出せなかったです。。。
サビで2拍ずつベースが下降していくコード進行になっています。
これはBananaramaの 「Love In The First Degree』
という曲を真似しています。
 
よく「せのしすたぁはPWL感ある」と言われますが、当たってます。中学時代PWL関連のものは大好きでした。今でも僕にとってキラキラした音楽とはPWLの事です。

3. 運命
2年前せのしすたぁを作った時に一番初めに作った曲です。
アレンジも当時とほとんど変わっていません。
最初はこういう曲をやるグループにしようと思っていました。
ストリングスやホーン、ピチカートなどの楽器を使うことで僕なりに「渋谷系」な曲を狙いました。
歌詞も前半は三人称で書かれていて、最後に一人称になります。こういう歌詞を書いてみたかったです。
現在はあまりライブではやりませんが、たまにやると自分でもいい曲だなぁとしみじみします。
特にオチサビでベースラインが変わるところは自分でもいい効果になっていると思います。
4. I’m sick!!! –SHAKE Remix-
元々はファンクっぽいベースが鳴っているディスコ曲でしたが、これもライブで大騒ぎしたかったので、アレンジを変えました。
SMAPの「SHAKE」のバックトラックをほとんどそのまま真似しています。
16ビートでシャッフルしている所謂「モータウンビート」っぽい曲です。
アルバムタイトルにしたくらい「I’m sick!!!」というフレーズは気に入っています。
「I’m sick!!! キミもそうとうクレイジー I’m sick!!! いくよ Let’s Go Crazy」
というパンチラインが思いついたときにこれを表題曲にしようと決めました。

音楽が好きでクラブやライブハウスに通う方の事を歌っています。

最後の「アソビタリナイの~」という歌詞は金沢で行われていた「アソビタリナイト」というイベントに出させていただける事が決定したことが嬉しくて入れました。

5. おもいきって I Hold You –SO LUCKY Remix-
ライブのオープニング曲用に作った曲です。
「運命」の次に作った曲です。
新しいアレンジはタイトルの通りKylie Minogue 『I Should Be So Lucky』
とういう曲を真似しています。
これもライブで盛り上がる事を狙ってアレンジしなおしました。
新しいアレンジはどの曲も基本的に音数を減らして、シンプルにしてライブ会場での「鳴り」がよくなるアレンジを心がけています。
僕らがアイドル音楽シーンで生き残っていく為にはこういう事しかできないという事と、やっぱり「ビート」じゃなくて「メロディー」で踊らせたいと思って作った曲です。

歌詞は女の子が男の子を自分勝手に束縛しまくる曲です。
当時メンバーの誰かがこういう事を話していたのを聞いて書きました。