忘年会やパーティ、家族の集まりなど、イベントが目白押しのこの時期。
賑やかだけれど、実は1年で最もストレスフルでもあります。義理の付き合いも多く「楽しみ半分、憂鬱さ半分」と思っていたところ、カウンセラーのダイアナ・ラングさんによる「ホリデーシーズンのストレスを減らす8つのステップ」というアドバイスを見つけました。
その中から、特に役立ちそうな3点をご紹介します。
1.早めに準備する
大掃除や来客、ギフトや帰省の準備等、やるべきことが山積みなことがわかっていながら、気づいた時には時間がない、というのは12月に起きがちなことです。
ぎりぎりまで取り掛からずにいればいるほど、ストレスは長引きます。1度に全部やるのではなく、やるべきことリストを早めに作って、少しずつでも終わらせましょう。
「Linkedin」より翻訳引用
「やらなくては」と考え続けること自体がストレスになる、というのは、普段から実感しています。
タスクをリストアップして終わった案件を消していくという方法は、仕事で多くの人が実行していますが、年末年始の予定にも役立ちそうです。
2.周囲に助けを求める
普段から何事も頑張ってしまいがちなキャリア女性は、他の人に頼ることに慣れていなかったり、罪悪感を感じてしまいがちです。
でもダイアナさんは、
1度にそんなに多くのことをやれなんて、誰も期待していません。周囲の人たちに役割を分担してもらうことを覚えましょう。
「Linkedin」より翻訳引用
と言います。
たとえ小さなことでも家族やパートナーに手伝ってもらえれば、随分と気分が楽になるし、声をかければ案外すんなりと引き受けてくれるものです。
他には、掃除等はお金を払ってプロにお願いする、料理が負担なら外食やケータリングに頼ったり、持ち寄り形式にする等も合理的な方法かもしれません。
3.「ひとり」の時間を作る
リラックスできるひとりの時間を持ちましょう。何でも良いので、自分が幸せと感じられる時間を作り出すのです。
「Linkedin」より翻訳引用
たとえ多忙なこの時期でも、ネイルやアロママッサージ、ワインを飲みながら大好きな映画のDVD鑑賞、お気に入りのカフェでただぼんやりするなど、自分ひとりで心底くつろいで楽しめる時間を、短くてもいいので積極的に作る。
シンプルなことですが、今の時期、「やるべきこと」や「会うべき人」の多さに気を取られすぎて、すっかり忘れていました。
さらにダイアナさんは、
それがひとりの時間であることが、重要なのです。
「Linkedin」より翻訳引用
と強調しています。
考えてみれば、ホリデー時期のストレスのほとんどが、周囲に気を遣うことから起きています。
例えばそりの合わない親戚と顔を合わせなければいけないとしても、その前後にひとりきりで存分にリラックスできる時間を入れておけば、「これが終われば至福の時間が待っている」と考えることができ、過度なプレッシャーに負けずに済みそうです。
皆で集まるこの時期だからこそ、ひとりの時間や空間を大切に。時には周囲に助けてもらいながら、早めに取り掛かる。
今年の年末年始はこの方法で乗り切ろうと思います。
[Linkedin]
Young woman portrait - headache, sad, depression via Shutterstock
(田上晶子)
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