豪輸出価格が低迷、利下げ観測高まる

[シドニー 29日 ロイター] - オーストラリア統計局が発表した第4・四半期の輸出価格指数は前期比横ばいとなった。輸入価格指数は0.9%上昇。
2014年通年の輸出価格は、鉄鉱石価格の下落を主因に9.1%の大幅下落となった。
交易条件の悪化が企業利益や国民所得に影響し、経済見通しに影を落とすとの見方から、2月3日に中央銀行が現在2.5%の政策金利を0.25%ポイント引き下げるとの見方が高まっている。
市場での利下げを織り込む確率は50%、前日は消費者物価指数(CPI)が上振れたたことを受けて10%以下に低下していた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab