リンゴを育てるには、太陽の力が必要です。
8億4800万ドル、それが世界最大級と言われる太陽光発電施設にアップルが投資する額です。とんでもない額に思えますが、1780億ドルを保持するアップルにしたら、微々たるものなのかもしれません。アップルは、8億4800万ドルを創業25年のアリゾナの会社First Solarに投資します。この資金は、2900エーカーもの広大な太陽光発電所を建設するためのもの。完成は2016年を予定。ここからの電力供給が始まれば、その供給量は130メガワットにもなり、これはカリフォルニア中のアップルストアの電力、本社、データセンターをまかなえるのだといいます。
ソーラー発電や風力発電への取り組みは、今や米国では一大ムーブメントとなっており、多くの企業が取り組んでいます。特にテック系企業としては、どんどん巨大化するデータセンター運営のためにも効率的なエネルギー利用は必須の課題であり、今回のアップルによる大規模投資も、当然の流れだと言えます。
image: slaudio zaccherini/shutterstock
source: twitter via BloomberbBusiness
Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文]
(そうこ)