福島産まき、指標値超す放射性物質 岐阜の業者
岐阜県は6日、本巣市の流通業者が福島県の生産業者から購入したまきから、国が示した指標値1キログラム当たり40ベクレルを超え、最大で149.6ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
岐阜県が4~5日、流通業者が保管するまき約20トンを簡易検査したところ、指標値超えが判明した。これらは流通していないという。
県によると、流通業者はこれとは別に昨年11月にも同じ生産業者からまき15.7トンを購入、うち約8トンは沖縄県の顧客に既に販売している。
岐阜県は、流通業者にまきの出荷停止と、沖縄県の販売先に使用を控えるよう要請することを求めた。調理などで使われた可能性があるという。〔共同〕